雨が降っても傘をささない。

薬と病気とアクアリウムとなんか色々備忘録。

仕事をやめてから回復するまで:4

落ち着いた今、今後の己のため、記録として、
自分の事をぜーんぶ棚にあげて、辛かったことを羅列してみようと思う。

重複する内容もあるし……社会人あるあるになりそうだけれども。


PHSが辛かった。
1番辛かったやつだと思う。
社内から来る電話だけなら、
休みの日は電源切っちゃえばよかった。
でも顧客からのクレームや問い合わせの窓口にもなっていたから、いつ鳴るかわからなくて辛かった。
普通は顧客からの窓口は、社員全員が輪番で持つ。
管理職用のPHSを契約するのをケチった会社が、
兼用にして1人に押し付けたから辛かったのだと思う。
2年間ずーっと、これに苦しめられた。
喉に魚の小骨がずーっと刺さってる的な辛さ。

ちなみに今は改善されている。
最初から分けてくれ弊社よ。



②前例がなかったから辛かった。
弊社の中では、エリアマネージャーの補佐官は比較的できたばかりの役職だった。
業務内容が定まっていなくて、各エリアマネージャーによってやることは全然違ったし、
本部から求められる業務内容とエリアマネージャーから求められる業務内容の間にすら解離があった。
どっちが正しいの?ってことがとても多かった。

さらに、現場から求められることも前者たちと全然違っていて、
前例がないから参考にすることもできず、ずっと、ふわふわした感じで仕事をしていた。



③給料面のあれこれ。
現場と本部とエリアマネージャー、求める業務の食い違いが大きかった結果、評価に解離が出た。
現場と本部からは非常に誉められ、喜ばれたけれど、エリアマネージャーからは普通の評価。

頑張った、数字も一応そこそこ出た。
でも全然給料に反映されなかった。
当たり前だ、直属の上司からの評価が「普通」なんだから。

弊社はちょっと変わっていて、役職手当てがない。
社内等級と評価で給料が決まるのだけど、等級の寄与率が高い。
社内等級試験は2年に1回しか受けられない。
だから、
「長く働いている平社員」とか、
「最初から等級の高い中途の平社員」とかの方が、
私よりも給料が高かった。

トラブルを起こしまくって私の休日を潰しまくる人の方が、私よりもずっと給料高いのかー
と思うと、メンタルが鰹節のようにガリガリ削られ風に吹き飛ばされて散り散りになった。

これはいまだに改善していないらしい。
弊社の大きな問題であると思う。



こうやって羅列してみると、いまだにすこし心臓が揺れるし胃はぐるってなるけど、それだけだ。

終わったとこだなぁと気付く。
私は逃げたんだなぁと気付いた。

こんな簡単なことに気づくまでに、1年もかかってしまった。
磨耗した脳みそは、すぐにはもとに戻らないんだなと実感した。


こうやって文章に起こしてみて、ひどく満足した。
これから先は、前向きなことをたくさん考えていこうと思う。



ブログというものの使い方はいろいろあると思うけれど、とりあえず、記録することを目指してこれからもちょこちょこ書いていこうと思うのであります。