低gi生活1:前書き
2019年2月、不妊治療の一貫として、低gi生活をすることになった。
多嚢胞性卵巣症候群(以下PCOS)の患者は、血中の糖分をコントロールすると、症状が改善することが報告されている。
なので肥満などの度合いによっては、糖尿病の薬を飲んだりもする。
私はこの時、自分としてはデブと小デブの境目くらいで、デブにちょっと片足突っ込んでいた。
医師が診断に使う基準である、BMIとか肥満度とか血糖値なんかからみるとそこまでではなかったらしい。が、そんな事関係なく。
自分人生から見たときに、どれくらい体が動きやすいかとか、風邪を引きやすいかとか、細かい部位の肉の感じとか、そういう基準のもと判断して、デブだった。
デブになった原因には様々な正当な理由やら言い訳やらがしこたまあるのだが、その辺は割愛させていただく。
しかし私はここで決めた。
一応痩せるためではない。
長い人生で1度もまともだったことがない己のホルモンバランスと、ここで漸く1度向き合ってみようと。
頑張って無理だったらその時は諦めようと。
半ば諦めるための材料を探すような気分で、決めたのである。
以下わたし個人のデブ基準。
もちろん数値上の決まりはある。
でも結局デブかどうかは、自分の経験と人生と、素直な心が決めるのだ。
ちなみに今まで私は、真面目にダイエットをしたことは1度もない。口だけのダイエットはさんざんあったけど!
また、遺伝子検査でタンパク質合成能が低い、所謂筋肉がつきにくい事がわかっている。
- やせ
テンションは上がるが風邪を引きやすくなる。
足関節すぐ痛める。尻いたくなる。
すぐ疲れる。
- 普通
風邪を引く頻度が減る。
声が出やすくなる。
- 小デブ
この辺が1番風邪は引きにくい。
長時間立ち仕事すると腰が痛む。膝は平気。
二の腕の「振り袖部分」がフリフリし始める。
- デブ
腰だけでなく膝にも負担。
風邪引きやすくなる。
背中に肉がつき始める。
私はどの段階でも太ももが細くならない。
母、姉、私3者とも、大根よりも立派な大根足に定評がある。もうこの辺は諦め気味。
また、微かな二重顎も無くならない。
「小顔になる筋トレ」をした結果、エラと首が発達して終わった。むしろ悪化して悲しかった。
人には向き不向き、分相応不相当があるのだ。