雨が降っても傘をささない。

薬と病気とアクアリウムとなんか色々備忘録。

仕事をやめてから回復するまで:2

辞めようと決めてから、すぐにエリアマネージャーに報告をした。
この時は「辞める」ことは決めていたけれど、その先のことはまだぐちゃぐちゃしていた。
なのでとりあえず、

「ゆっくり引き継ぎをして、12月末日で退職」

ということにした。

入院がたぶん12月になるだろうと医師に言われていたので、有給消化中に入院しようと思ったから。
ちなみにこの段階で、有給は丸2ヶ月半休めるくらいあった。
業界的に冬からが忙しい。
増員を引っ張ってくる関係で、12月頭くらいまで出勤してほしいと頼まれていた。

なので、暇な夏の間にちょこちょこ有給を消化しつつ、先のことを考えようと計画した。



さて、先のことをどうしよう。

年明け、出来ればすぐに働きたい。

夫のうつは漸く小康状態に入ったところで、薬を飲みながら体調を鑑みながらだけれど、会社には行けていた。
でも私が仕事をしない時間が長いと、きっと夫にとっては悩みの種になるだろう。
彼にまたなにかあったとき、彼が安心して休職に入れる用にする必要がある。

もちろん己の体調にも寄る筈なのだが、この時完全に頭からすっぽぬけていた。
というか軽々しく「まぁいけんだろ」とか思っていた。アホすぎる。



もとの仕事をこなしながら、引き継ぎをしつつ、何故かこのタイミングで頼まれた社内研修の講師やりつつ、病院に通いつつ、夫を病院に通わせつつ、転職活動をする。

無理だった。
ぜんっぜんだめだった。

なので早々に、転職は諦めた。
始めての転職活動だった。
こんなに大変だなんて思ってなかった。



諦めて、会社を変えずに、
「社員をやめてパートタイマーになる」
選択をした。

年収でいうとボーナスがないのでずいぶん下がるけれど、月収でいうとそんなにかわりない。
まぁちょっと下がるけども。


ほんとはたぶん、会社変わらないなら役職降りるだけでよかったんだと思う。
けれどやっぱり社員契約だったら、また違う役職が降ってくるだろうし、私はそれを断れなかったと思う。
ので、まぁ後悔はしていない。


そんなこんなで入院があけて翌年2018年から、かつて自分が担当だったとある店舗の、平パートタイマーとして働きだした。