雨が降っても傘をささない。

薬と病気とアクアリウムとなんか色々備忘録。

手帳初心者の話。

高校生くらいの時から、大体毎年手帳を買うが長続きしたことがありませんでした。

日記も、あの頃流行ったmixiとかも、大体長く続いたことがない。
いつのまにかめんどくさいとかいって、見ることすらしなくなる。

でもそれは、切羽詰まってなかったと言いますか、手帳がなくても頭のなかに全部入る範囲しか予定もなかったと言いますか。

そして切羽詰まって今に至る。

今年度うっかり末端管理職になって、頭がパーンってしまうくらいやることが多くてですね。
友人が手帳の管理を教えてくれたので、少し、頑張ってます。

少し手帳を活用できるようになると、
もっとうまくできないかな?
もっと活用できないかな?
まだばたばたしてるなー
まだ無駄な時間あるなー

ってな感じに、なんだか楽しくなってくる。

切羽詰まってなかったし、楽しくなかった。

それが楽しくなったから、うっかり本とか読んじゃって。

手帳という武器をカバンにしのばせよう (中経出版)

手帳という武器をカバンにしのばせよう (中経出版)

よんでたら、あれこれ友人がいってたやつじゃん!ってなっていきました。
そうするとまた楽しくなってくる!

使いこなせるようになるといいなぁ。

旦那が鬱になった話:不眠

うつのうち9割が睡眠障害を伴う。

うちの旦那の場合は、入眠障害中途覚醒でした。

アレジオン・アレロック

元々鼻炎持ちのため、まずアレルギー薬の副作用で眠ることを狙ってのアレジオンでした。
しかし、

アレジオンだと寝付くのに少し足りず、
アレロックだと翌日かなり怠いと言う結果に。

マイスリー(ゾルピデム)

軽いところからと言うことで、みんな大好きマイスリーを、はじめは5㎎を半分から使いましたが、結局1錠でも眠れずと言う結果に。

レンドルミン(ブロチゾラム)

0,25でしたが、眠れるが翌日怠い、寝たのに寝た気がしないとのこと。

で、結局枕を変えたら眠れたと言う。

もともとはテンピュールを使ってました。

これがどうやら少し低い気がするとなりまして。

これも結構高いものですし、私はこれのSでよく眠れていたのです。
それでもう、既製品でいいもの探すより、オーダーメイドしてしまった方がいいのでは?と言うことで。

『じぶんまくら』さんでオーダーメイドしてもらいました。

立った状態でお尻からどの位置がどれくらい引っ込んでいるのか計り、それを枕に反映させて作ってくれます。
首、後頭部、肩、頭のてっぺん。

30分位で完成、お値段カバーも入れて3万くらい。
お高いがこれで少しでも眠れれば……と思ったら、
ほんとに眠れるようになったから驚きです。

寝具で眠れるようになるなら、ほんとに金なんていってる場合じゃないですよね。

ニキニキ・ア・ラ・ギャール行ってきた!

説明しよう!
ニキニキ・ア・ラ・ギャールとは、京都駅にある、
可愛い八つ橋を売っているお店である!

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こんなんとか!

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こんなんである!

味は以外にも普通に八つ橋で美味しい。
ふかふかしっとりしている。

おいしい。

かわいい。

口にいれるときごめんねと謝るか、
悪どい顔になるかはあなた次第である!

私は悪どい派。

賞味期限は1日なので、お宿で食べたら良いと思われます。

旦那が鬱になった話:会社編

うつ症状の人は大きな決断を避けるべき。

正確な判断なんてできないから、何に転んでも「自分のせいだ」に繋がるから、絶対後悔に押し潰されそうになるからなど、いろいろ理由はありますがともかく。
大きな決断とはすなわち、そんな仕事やめちまえとかそういうやつかなと。

「健常」なわたしから見たら、「いや私もまぁ普通に働いてるし、養えるし、血ぃ吐いて踏ん張るくらいならやめちまえよ」って思うんですが、言ったらダメ。
もっとひどかったら強制的に私が「決断」して辞めさせる気だったんですが、うちの旦那の場合会社側の対応がまぁ信用できそうな感じだったので、そこまでではないかなと判断しました。

で、するべきはたぶん、どっちにどう転んでも良いように準備しておくことかなと。

最初の1週間、心療内科にかかるまで。

倒れた初日、旦那の会社に電話すると、派遣さんが電話口に出てくれて、「上司の人が休んでもいいといってましたーそれではー」って感じで、直接お話しできませんでした。
そこで翌日、「時間が空いたときで構わないので上司のかたから妻のわたしにお電話いただけるように」頼みました。

旦那本人は、上司の人と話したらどうせ「大丈夫です」しか言わないのは目に見えてましたし、元気そうにするのはわかりきってました。

なので先手を打ってお休みを貰えるように、復帰するにしても便宜を多少でもはかってもらえるようにする為に、直接話したかったんです。

上司のかたと電話でお話しできた結果、毎朝旦那の調子を報告すること、心療内科にかかったら内容を報告し、それから今後の休みなり復帰なりを決めましょう、と決まりました。

倒れてから1週間、心療内科にかかり、よく鬱状態の診断が降りる。

診断がでて、とりあえずジェイゾロフト25㎎を2週間服薬してまた受診し、今後また休むかどうか決めましょう、ということになりました。

そのまま上司の方に報告。
その日のうちに、上司さんふたりと私、旦那で4者面談となりました。

とりあえず録音する。

なにはなくともとりあえず録音。
杞憂に終わったのですが、どういう対応になるか、わからなかったので。

無駄に医療職ぶって、
うつは良い環境の変化でもなるから会社のせいだけではないかもねーとか言いつつ、
でも一番の薬は休養だよねー
診断書あるしねー
と、そこそこ淡々と接しました。

ついでによく鬱状態は完全回復には短くても半年とかかかるし、薬は数ヶ月から数年使うのが当たり前だし、ぶり返しやすいし、こんな風に取扱注意ですよ、的な話もして。

あちらから、「医師からの復帰しても問題ないと言う診断書が出るまでは休んでくれ。有休が1ヶ月くらい分余っているので、ぎりぎりまで病休にはしない、したくない」
というご意見を伺い、とりあえず2週間のお休みをいただいたのでした。

旦那が鬱になった話:お薬編

薬物療法いまむかし。

少し前のことだけど、
「日本でも海外と同じ進んだ医療を!
そうだ、精神疾患には多剤併用療法だ!
日本の上限量は海外から見たら少ない!
もっと多くてもいい!」
みたいな風潮があったと思います。

わたしみたいな末端医療職にも感じられるくらい。

でも2014年、1回の処方で4種類以上の抗精神薬を処方すると、原則お医者さんは貰えるお金が少し減ることになったらしく、今は少し落ち着いているのかなぁと言うイメージです。

内科疾患を伴う鬱症状にはSSRI

SSRIは脳内のセロトニン(落ち着く物質)を増やそうぜって薬のあれですね。
旦那に出たのはジェイゾロフトでした。
たぶん先生の好みもあると思いますが、ちょっとパニック障害っぽい気配があったからかなと。

完全に個人的な話ですが、旦那含めて身内が飲んでいるのを見たことがあると言う点で、
ルボックスジェイゾロフトだけ個人的な感想を。

デプロメール ルボックス (フルボキサミン)

商品名(成分名)で書いてあります。
ジェネリックだと成分名書いてあることが多いので。

適応

うつ、強迫神経障害、社会不安障害

特徴

薬物相互作用多め(他の薬との相性が難しい)。
CYP1A2、2C19を強く阻害。

禁忌

テルネリン(筋肉の凝りの薬)とかロゼレム(体内時計治す薬)とか。
特に前者は少しでも腰いたいとかで出る。
あとは禁忌ほどじゃないけど、ワーファリン(血液サラサラ)先生とか。

個人的な感想

ルボックス強迫神経症(潔癖症のすごいやつ)の身内が、25㎎をさらに半分にして使っていたことがあります。
で、調子がいい期間が続き、
「もうこの薬も効いてるのか効いてないのか。
そもそもすっごく少ない量だしなぁ。
よし、やめちゃお」
ってなり、うっかり医師に相談せずにやめて、
結果もんのすんごい症状悪化して、せっかく頑張ってやってた非正規だけどお仕事を辞めざるを得なくなったことがありました。
ちゃんとお医者さんに相談しようと染みました。うん。

ジェイゾロフト

医師は、
「飲みながら仕事に復帰しやすい薬。
副作用もすくなめ。
相互作用も精神系だけ」
とのことでした。

適応

うつ、パニック障害

特徴

効いてる時間が長く、1日1回でいいので様々楽。

禁忌

ピモジド、セレギリン。
どっちも抗精神系。
ルボックスとちがって、出会う頻度の低い薬剤なのでリスク低め。

個人的な感想

胃がムカムカする、少し吐き気があると言っていたのが大体1週間位でした。
体のなかの薬の濃度が安定するのが大体4日位かかるので、濃度安定してから数日、って感じなのかなと夜毎背中を撫でること暫し。
そもそも内科から始まったうちの旦那は、吐き気止めをいただいていたのでそこまで困りませんでした。

ジェイゾロフトは旦那のうつ状態に合っていたのか。

合っていたと言えると思います。
まず発作みたいに起こる、
「仕事いかなきゃ、いかなきゃ」が収まり。
吐き気が収まり、食事がとれるようになり。
まだ服薬して3ヶ月程度なのでこれからはまだわかりませんが、少しでも薬が減らせる日が、ちゃんと来ると思ってます。

旦那が鬱になった話。

正確に言うと「よく鬱状態」の診断なのですが。

もともと結婚する前から兆候はあって、得意なこと苦手なこと、好きなこと嫌いなこと関係なく、与えられると際限なく頑張っちゃう人ではあったのです。

自分は向いてないから人一倍努力しなきゃとか、時間をかけたらできるとか、言う人でした。

毎朝6時出勤23時帰宅とか、そんな日が2ヶ月くらい続いたある日、朝御飯のトーストを一口かじったとたん、はきました。
それからはえづいてえづいて、話せないくらいで。

でも正直な話、終電前に帰ってきてるしなーとか、休日出勤はしてないしなーとか思っていて、私も危機感が足りなかったんだと思います。
だから倒れる前に助けられなかった。

辛さは人それぞれで、他の人と比べることじゃなかったのに。

あまりに吐いてはいて、口からは「いかなきゃ、いかなきゃ、」しか出てこなくて、少し血混じりで、
とりあえず胃潰瘍かと、旦那の会社に電話してお休みをいただき、内科まで送ってって、私は仕事へ。
や、鬱状態に近いとはこのときおもってて、でもまだとりあえず胃薬貰っておやすみ貰って休んだらなおるだろとおもってました。

いただいたのは胃酸抑制ネキシウム、痙攣抑制ブスコパン、吐き気止めナウゼリン、整腸剤ビオフェルミン

翌日。
薬飲んでるにもかかわらず、同じく吐きました。全然なおってなかった。

この辺で漸く、ヤバイかもと気づきました。
慌てて近くの精神科、心療内科に片っ端から電話して。

でもぜーんぜん予約とれないの。
一番近くで一週間後でした。

すぐに旦那の会社に電話。
直属の上司に電話を繋いでもらい、少し誇張して、血をはいて倒れた!!吐いてばかりで起き上がれない!内科に行ったが心療内科にいけと言われた!とわめきました。

とりあえず旦那は有り余る有休で1週間の休みをいただき、私は仕事へ。
そのあとは診断書ゲット
→服薬開始
→さらに3週間休みもらう
→上司の人ふたりと4者面談
→医師からの許可のもと服薬しながら復帰
不眠症併発、睡眠薬処方
→枕変えたらなおる
→最近また忙しくて勤務時間が伸びてきて、不穏な気配←いまここ。

薬の話は次回書きたいのですが、鬱状態は診断も難しければなおった宣言もまた難しく、現状維持な感じです。
お薬ガンガン派の先生ではなかったので、軽い服薬で済んでいるのですが。

万年筆初心者です。

昔から、万年筆に憧れがありまして。
就職したてのころ、いつか買おうと思っていたのが、カランダッシュの細字のやつでした。

ペン先が細くて優美で、彫刻みたいにみえるやつ。
でも高くて買えなかった。


実際に買ったのが、そこそこお手頃で、夜のそらみたいな深いいろと細かなラメの入った、セーラーのほしくずでした。

しばらくは普通のインクを使っていたのですが、インク壺にあこがれ。

セーラー万年筆 万年筆インク吸入器 コンバーター 一般用 14-0500-000

セーラー万年筆 万年筆インク吸入器 コンバーター 一般用 14-0500-000

同じくセーラー、ストーリアのインク壺を購入。
これがすごくて、裏写りしないんです。

なんでなのかわからないけど裏写りしない。
透明なインクコンバータも、インクをすってるだけで楽しくなるし、壺がまずかわいい。にへにへする。


使う予定もないのに赤まで買ってしまったのでした。

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